授業情報
物性基礎論
春学期 火曜日 4限
20年以上も前から行われている材料に関する基礎研究が実を結び、現在の日本における材料開発は世界をリードしています。さらに、現在でも、日本における材料基礎研究は世界をリードしています。
この『物性基礎論』は金属や半導体などの固体材料に関する最も基本的な科目ですので、この科目を履修することにより、日本が得意とする研究開発分野の基礎を身に着けて下さい。履修対象は学部2年生ですが、学部3年生や4年生、そして、修士の学生も履修しています。
なお、春学期に開講するこの科目を履修してから、秋学期に開講する『半導体の物理』を履修することをお勧めします。
この講義では、牧本先生が執筆した教科書 『固体物理と半導体物性の基礎』(コロナ社)を使用します。教科書の詳細については こちら をご覧ください。
半導体の物理
秋学期 水曜日 2限
我々の生活の身の回りの至る所で、様々な半導体デバイスが使われています。このような半導体デバイスに使われる半導体材料はたくさんあり、シリコン(Si)だけが半導体の材料ではありません。
最近のニュースでは、『半導体=Si』として報道されている場合が多いので、この点は注意が必要です。この科目では、様々な半導体に関する基礎知識を紹介します。可能であれば、春学期に開講する『物性基礎論』を履修してから、秋学期に開講するこの科目を履修することをお勧めします。
この講義では、牧本先生が執筆した教科書『固体物理と半導体物性の基礎』(コロナ社)を使用します。教科書の詳細については こちらをご覧ください。
半導体工学特論
秋学期 火曜日 4限
半導体に関連する研究開発について、工学的な見地から『窒化物半導体』の研究開発の例を中心に紹介します。
この窒化物半導体は、照明用LEDや高出力トランジスタを作製するために使われている半導体材料であり、今後も活発な研究開発が行われる新しい半導体材料です。
修士の学生を対象として秋学期に開講する講義ですが、修士に進学する予定の学部4年生の学生も履修しています。